乳がん治療の名医と乳癌の病院

全国の乳がん治療の名医と乳癌治療の病院を紹介

 
乳がん治療の名医 
 
Buzzurlにブックマーク
               
                
    癌治療の名医と病院ホーム     放射線治療の病院      抗がん剤治療の名医  
                   
    乳がん治療の病院     放射線治療の名医
 
    抗がん剤治療の病院  
                   
        
 
 
 がん治療最新情報  名医の治療なら-がん治療・がん治療最新情報-

 末期でもあきらめない! サンプル無料!
世界が認めた抗ガン漢方薬!

   

乳がんの特徴と治療・名医や病院の選択について

 
                   
          乳がんの特徴について
乳房には,乳頭を中心に母乳を分泌する乳腺と呼ばれる組織があり,それぞれの乳腺は乳管という管から小葉につながっています

乳がんの約9割はこの乳管を構成するから腺上皮から発生し,乳管がんともいいます。小葉上皮から5~10パーセント発生する乳がんがあり,小葉がんといいます。
 
乳がんは近年急増しており,特に40代~50代の罹患率はこの20年間で2倍になっています。

乳がんは女性だけで見ると,胃がんについで多いがんで,年間約4万人が乳がんとなり,死亡者数は1万人を超えています。

40歳代が最も多く発症する年齢層ですが,20歳代から高齢者までどの年齢層からも発症する可能性があります。

がんのなかでは乳がんは治療成績が高く,現在では5年生存率は80%~90%です。

      スポンサードリンク 
          
 
乳がんの治療について

外科手術

乳がんの治療には手術,放射線,抗がん剤の三大がん治療がありますが,確実な方法として外科手術が中心です。

かつては,乳房全体を切除する術式が主流でしたが,がんがある程度小さい場合,がんとその周辺組織だけを切除しても生存率に差がないことがわかり,現在ではできるだけ乳房を残そうとする乳房温存手術が積極的におこなわれるようになりました。

ただし,この方法によると,乳房の形が変形してしまったり,傷跡が残ったりする場合もあります。

そこで,無理に温存手術を受けるよりも,乳房すべてを切除する乳房切除術を受け,美しく乳房を再建することを希望する患者も増えています。

乳房再建術は形成外科医と連携が必要ですが,近年,その再建技術は向上し,より美しく再建できるようになっています。

再建術の方法は,自家組織を移植する方法と,シリコンなどでできた人工乳腺を挿入する方法とに大きく分けることができますが,それぞれ医師や病院によって,再建する技術や方法も異なっています。

女性としてはやはり,どれだけ乳房が残せるか,またその医師がどれだけその技術を持っているかが気になるところです。

ただし,乳房温存手術や再建手術の件数も参考になりますが,その質もよく調べておきたいところです。

つまり,いかに美容的に優れた技術を持っているかということ,さらにもっと重要なことは根治性が高いかということ,そしてセンチネルリンパ節生検などをおこない,術後のむくみなどに悩まされないQOLを高く維持できる手術を行っているかなどが,名医選択の判断になると思います。



放射線治療

現在では放射線治療と手術を併用することで,腫瘍のみの切除でも全摘手術と変わらない生存率を得ています。

さらに,定位放射線療法と呼ばれるピンポイント治療が普及し,放射線単独でも乳癌が治癒するケースも見られるようになりました。

現在では,術後にがん細胞の取り残しを考え,放射線治療を行うことも多くなっていますが,腫瘍が大きく,乳房温存手術が不能な場合でも放射線治療で縮小させることで,乳房温存手術が可能なケースもあります。


抗がん剤治療

乳がんは薬物の感受性が高いといわれ,,抗がん剤治療は術前,術後の補助療法としてよく行われます。

術前の抗がん剤投与は切除を可能にし,乳房を温存できるように,腫瘍部を縮小させることを目的として行われます。


また術後,リンパ節廓清が不十分と判断された場合や再発の可能性が予想される場合,抗がん剤投与が行われます。この抗がん剤補助療法により,全身再発率は35%低下します。

また,最近では,分子標的治療薬(ハーセプチン・パージェタ)の登場により,生存期間も延びています。


ホルモン療法
乳がん細胞の発生・増殖には女性ホルモンであるエストロゲンが重要な役割を果たしています。

乳がんの術後補助療法に広く使用され,最も標準的な薬として使用されているのが抗エストロゲン剤で,タモキシフェンやトレミフェンなどがあります。



センチネルリンパ節生検
従来,乳がんの手術では,腋の下のリンパ節をとること(液窩リンパ節廓清)は必要とされてきました。

しかし,術後のQOLを重視し,センチネルリンパ節生検により,リンパ節転移を判断し,腋窩リンパ節郭清を必要以上に行わないという方法が主流になってきており,名医選択の一つの基準ともいえます。
       
   
 
 スポンサードリンク
   
 
 
 
 
 

乳がん治療の名医と所属病院の紹介

                       
 
     北海道・東北地区        
    医師名 得意分野  所属施設  実績        
おかざき あきら
岡崎 亮

    医師
外科手術
細胞診
札幌乳腺外科クリニック

北海道札幌市中央区北6条西19-22-6

TEL:011-640-2626
同クリニックは乳腺専門のクリニックであり,乳腺専門の経験豊富な医師が在籍している。

同医師の優れている点は,独自に「乳管内視鏡」や細胞診のための「自動穿刺吸引塗沫装置」を開発し,診断精度を格段に向上させたことにある。

この診断の精度の向上は治療の根治性を高めると共に,不用意な切除をせずにQOLを高めることにも通じることである。

インフォームド・コンセントを重視し,女性の心のケアまで考える名医である。
きみじま いぞう
君島 伊造
    先生
外科手術 北福島医療センター
乳腺疾患センター


福島県伊達市箱崎字東23-1

TEL:024-551-0081
君島医師は乳腺専門の乳腺疾患センター長として手術のほぼ全例に立ち会っている。

同医師のポリシーは,画像検査で病巣を正確に把握し,過不足なく切除することである。

また,手術や抗がん剤治療に関して,患者が納得いくまで説明するなどインフォームド・コンセントも徹底している。

さらに,術後のリンパ浮腫に備え,医療リンパトレナージセラピストを待機させたり,患者の不安を測る調査や,看護師に患者心理の教育をするなど,徹底して患者をサポートしようとする姿勢がうかがえる。

 スポンサードリンク
 
 関東地区
医師名 得意分野  所属施設  実績
さえき としあき
佐伯 俊昭
    先生
外科手術
化学療法
埼玉医科大学国際医療センター

埼玉県日高市山根1397-1

TEL:042-984-0475
佐伯医師の優れている点は,外科や内科,病理科での知識や経験があることで,抗がん剤の知識も豊富であり,患者の心理に配慮したきめ細かな包括医療を提供できる。

同医師が所属する同センターでは腫瘍内科,腫瘍外科,放射線科,精神科,緩和ケア科が協力して治療方針の決定や治療にあたっている。

形成外科との連携により,乳房同時再建も可能である。進行がんの乳房切除でも,放射線治療を術後におこなうことで,大胸筋も温存している
たけい ひろゆき
武井 寛幸
    先生
外科手術 埼玉県立がんセンター

埼玉県北足立郡伊奈町小室 818

TEL:048-722-1111

武井医師は同センター乳腺外科の部長であり,ポリシーは「がんを確実に切り取り,かつ形をきれいに」である

また,同センターの優れている点は,チーム医療の体制が整い,外科的治療だけでなく,形成外科の再建,放射線,抗がん剤治療,リハビリ,緩和ケアなどあらゆる側面から患者をサポートできる点である

現在では,乳房切除のほぼ全例に再建の選択が可能である。また,自家組織とインプラントの比率はおよそ1:2の割合である。
ふくま えいすけ
福間 英祐

    先生
内視鏡手術 亀田総合病院
乳腺科・乳腺センター

千葉県鴨川市東町
         929


TEL:047-092-2211
福間医師は,乳腺内視鏡手術の第一人者であり,通算執刀数は1800件を超える。

目立つことのない2カ所の傷で,センチネルリンパ生検,全摘,温存,再建がすべて可能である。

また,内視鏡温存術の治療成績は局所再発0.4%で一般の温存術の4%に対し,同等かそれ以上である。

2006年からは日本で唯一15ミリ以下の乳がんを切除せずに凍らせて治療する非切除凍結療法にも取り組んでいる。

美容的にも優れ,日帰りで行えるというメリットがあり,患者は全国から訪れている。
たけいしめいせい
武石 明精
    先生
乳房再建術 東京慈恵会医科大学附属柏病院
形成外科

千葉県柏市柏下163-1


TEL:047-164-1111
武石医師の自家組織による乳房再建術は通算300件をこえる。

得意とする手術は,遊離腹直筋皮弁を用いた乳房再建で,筋肉の欠損を最小の抑えるため,運動障害を残さないというメリットがある。

同医師は「再建=全摘ではなく,温存+再建の組み合わせも可能。」と語る。

患者の乳房喪失感を深く理解すると共に,インフォームド・コンセントを徹底し,「スタイリッシュで自然な乳房」の再建を目指す名医である。
こばやし ただし
小林 直
    先生
化学療法 東京慈恵会医科大学附属病院

腫瘍・血液内科

東京都港区西新橋
3-19-18


TEL:03-3433-1111
同病院では,外科,内科,放射線科がチームを組み,乳がん治療にあたっている。

小林医師はほぼすべての癌種の治療経験を持つ,腫瘍内科医のスペシャリストでもある。

再発した場合,患者の価値観を重視し,患者の満足度を上げることを目標とし,可能なかぎりの治療法の選択肢を示している。


特に術前化学療法に力を入れ,術前化学療法の奏功率は97%に達している。
なかむら せいご
中村 清吾
    先生 
乳房温存手術  聖路加国際病院 
ブレストセンター

東京都中央区明石町
9-1


TEL:03-3541-5151
中村医師は同センター長で患者本位のチーム医療を推進し,かつきれいな形で乳房温存手術を行うことを目指す乳がん治療の名医。

がんを完全に切除することときれいな乳房を残すことを両立させるために,キーホール・サージャリー(鍵穴手術)を開発した。

これは小さな切開部分から指先を入れ,がんを確実に切除すると共に乳腺を寄せて形を整えるという手術である。

この方式は,手術2日後に退院が可能という画期的なものである。

患者の話には謙虚に耳を傾け,患者のつらい気持を理解しようとする名医でもある。
 
いわひら よしこ
岩平 佳子
    先生
乳房再建 ブレストサージャークリニック

東京都港区高輪2-21-43 YCC高輪ビル2F・」3F

TEL:03-5793-5070
岩平医師は年間500件,通算3700件を超える手術件数をこなしている。

患者に少しでも負担の少ない一期的再建を提供するため,提携病院に出向き,再建術を外科医に伝授している。

同医師は一期的再建に勝るものはないとの考えから,乳房切除時に外科医がエキスパンダーを入れ,その後岩平医師がフォローアップを行い,術後の患者のケアを大切にしている。
やまがた もとお
山形 基夫

    先生 
内視鏡手術  駿河台日本大学病院外科 

東京都千代田区
神田駿河台1-8-13


TEL:03-3293-1711

山形医師は乳がん内視鏡手術のパイオニア であり,通算500件以上の症例数を誇る。

この内視鏡手術が画期的なことはいくつもある。

まず,手術のための傷が2カ所だがほとんど目だつことがないこと。そして,切除30%以下ならセルロースを充填することで,形が崩れることなく,自然に繊維組織へと置き換わること,センチネルリンパ節生検査を同時に行うため,術後のQOLが高いことなど。

さらに同医師は術中迅速病理診断も行い,腫瘍を残している可能性があるという診断が下されたら,追加切除ですべての切除を完了している。

同医師の内視鏡手術は根治性,美容の質,QOLの高さなど,今最も注目を集めている先進治療といえる。
おがた はるき
緒方 晴樹
    先生
外科手術
温存手術
聖マリアンナ医科大学病院
乳腺・内分泌外科

神奈川県川崎市宮前区菅生 2-16ー1

TEL:044-977-8111

緒方医師は通算手術数1000件を超え,高解像度乳腺MRIを活用することにより,より,正確に腫瘍を把握し,乳房温存手術の的確な判断が可能となった。

その結果08年の温存率は70%に達している。
同医師のポリシーは「見た目は大切。創もきれいなこと」である。

術後も,骨シンチ,CT,乳房エコー,マンモグラフィー,腫瘍マーカーなどの検査を提案するなど,フォローをかかさない。
さたけ としひこ
佐武 利彦
 
再建手術  横浜市立大学附属市民総合医療センター
形成外科

神奈川県横浜市南区
浦舟町4-57


TEL:045-261-5656  
佐武医師は美しく乳房を再建する術式「穿通枝皮弁」(せんつうしひべん)のパイオニアである。

乳房温存療法といっても,乳房の一部を切除するため,大なり小なり変形することも多く,再建術が必要なことも多い。

これまで,自分の体の一部を移植する筋皮弁法では,採取先の障害や乳房の萎縮などがみられることがあった。

この「穿通枝皮弁」は脂肪と皮膚に微小血管を付けたまま採取し,移植先で血管をつなげるという画期的な技術で,高度なテクニックが要求される技術でもある。

佐武医師のこの美しい乳房を再建し,維持できるという技術は注目に値するといえる。
 
 

中部地区
医師名 得意分野 所属施設 実績
さとう やすゆき
佐藤 康幸

    先生
外科手術
温存手術
国立病院機構名古屋
医療センター

外科

愛知県名古屋市中区
三の丸 4-1-1


TEL:052-951-1111
佐藤医師は乳がんの通算手術件数2300件を超えるが,特に乳房温存手術に積極的に取り組み,累積件数は800件以上に達している。

同医師は外科部長でもあり,乳腺外科,病理,放射線科の3科を連携させ,チーム医療を確立した。

その結果,正確な診断とより的確な治療法が可能となった。また,インフォームド・コンセントを十分に行い,患者とよく相談した上で治療を決定する。

温存手術後も各種の検査を行い,場合によっては薬物投与を行うなどフォロー体制を整えている。
    いわた ひろじ
岩田 広治
    先生
 
外科手術
化学療法 
愛知県がんセンター中央病院
乳腺科 

愛知県名古屋市種区鹿子殿1ー1

TEL:052-762-6111
岩田医師は同科の部長として,乳がんの診断から手術,薬物療法,さらには再発治療から緩和医療まで,幅広く一貫して担当している。同科の通算症例9000件は東海地区随一を誇る。

化学療法では,世界規模の臨床試験にも数多く参加し,いち早く新規薬剤を日本の患者に届ける使命感を持ちながら診療にあたっている。

また,「患者さんによりよい医療を提供するために,我々医療者が心身ともに健康であれ」を部のスローガンとして,オピニオンリーダーとしての自覚をもって活躍している。
       
    うちうみ としあき
内海 俊明
    先生
 
外科手術
化学療法
藤田保健衛生大学病院 

愛知県豊明市沓掛町
田楽ケ窪 1-98

TEL:0562-93-2111

内海医師は通算手術件数2500件,その中で乳がん手術件数は800件以上にのぼる。

同医師は,術前化学療法を積極的に行うことで,乳房温存手術の適用を増やすと同時に,センチネルリンパ節生検を取り入れ,縮小手術にも力を入れている。 


化学療法では乳がんの性質を遺伝子レベルまで調査し,適切な処方をおこなっている。さらに形成外科との連携により乳房再建もおこなう。

患者とのコミュニケーションを重視し,治療の選択においては,土曜日に時間をかけて相談するなど,患者の声を大切にする名医である。
       
    えんどう ときこ
遠藤登喜子
     先生
放射線治療 
画像診断
国立病院機構名古屋
医療センター 


放射線科

愛知県名古屋市中区三の丸4-1-1

TEL:052-951-1111
遠藤医師は同センターの部長であり,乳腺外科,放射線科,病理の3科を,連携させ,チーム医療を確立し,より迅速で的確な治療を確立した。

特に乳がんの画像診断のスペシャリストで,年間約2500件の乳がん画像診断の3分の1をこなす,国内でもトップレベルの実力を持つ。

また,女性という立場から,患者の心理状態をよく理解し,不安を感じている患者の心理的サポートもかかさない名医である。 
       
   
 スポンサードリンク
 
       
     近畿地区        
    医師名  得意分野  所属施設  実績        
    とい まさかず
戸井 雅和 
    先生
外科手術
温存手術
 
京都大学医学部附属病院 乳腺外科

京都府京都市左京聖護院川原町54

TEL:075-751-3111
戸井医師は,世界水準の標準治療や低侵襲化を考慮した乳がんの新しい治療法に取り組んでいる。

術前化学療法を積極的に取り入れることで,これまで温存ができなかったケースでも乳房温存を試みている。 

同医師はチーム医療を重視し,所属する乳腺外科では,乳がん診療に関する他の診断科、治療科と連携し,定期的にカンファレンスを行って診断や治療方法について検討している。

特に,乳腺専用MRIによる正確な診断と世界レベルの放射線腫瘍医平岡教授の治療など,それぞれのレベルが高く,連携も良好である。
       
    さわい きよし
沢井 清司 
    先生 
温存手術
化学療法
京都ブレストセンター
沢井診療所

京都府京都市北区上加茂松本町


京都府京都市北区上加茂松本町98

TEL:075-723-0811
沢井医師が院長を務める京都ブレストセンターは乳がん専門のクリニック。同医師は通算手術数3000件をこえる豊富な経験の持ち主。

同医師は本来ならば乳房切除術で全摘となるケースでも術前に抗がん剤を巧みに使い,温存手術で治療するケースも多い。彼のモットーは「乳がんでも乳房がなくならない。」

乳がん患者は全国から訪れ,土日も休みなしで診察する名医である。 
       
    いとう としかず
位藤 俊一

    先生 
ラジオ波
焼灼療法
 
りんくう総合医療センター市立泉佐野病院

がん治療センター

大阪府泉佐野市りんくう往来北2-23

TEL:072-469-3111
位藤医師は日本ではじめて乳がんのラジオ波治療をおこなったパイオニア。

ラジオ波治療では2cm以下の早期乳がんが主な対象であるが,傷がつかず,変形もない夢の治療法でもある。ただし,現在のところ保険適用外である。

同医師は超音波診断の経験と実力でも日本屈指であり,治療指導に東奔西走する名医である。
       
    ますだ のりかず
増田 慎三

    先生
外科手術  国立病院機構
大阪医療センター
 
外科

大阪府大阪市中央区
法円坂2-1-14


TEL:06-6942-1331
増田医師は 乳がんの個別化治療を積極的に推進している。手術,放射線,薬物をがんに応じて組み立て,根治とQOLの向上を目指す。

術前薬物療法を中心とする臨床試験に積極的に取り組み,その経験の蓄積により,新しく,効果的な治療を実践している。

治療方針はがんの広がり診断を大切にし,がん残存の可能性があれば,再建手術で,確実な治療を目指す。乳房温存率は70~75%。
       
    のぐち さぶろう
野口 三郎

    先生 
外科手術 大阪大学医学部附属病院
乳腺・内分泌外科

大阪府吹田市山田丘
2-15


TEL:06-6879-5111
野口医師は同科を率いる診療科長であり,これまで国内の乳がん研究を牽引してきた名医。

同科は内視鏡下乳腺切除,センチネルリンパ節生検,形成外科による1期的乳房再建術などを取り入れ,術後合併症が少なく,美容的にもすぐれた治療を実施している。


特に,センチネルリンパ節生検では98%以上の成功率で,術後のリンパ浮腫などに苦しまず,高いQOLが維持できる。

形成外科,放射線治療部,化学療法部などと連携して,高いレベルで最良の治療を目指している。 1995年日本乳癌学会奨励賞を受賞。
       
    たかつかゆういち
高塚 雄一
    先生
 
外科手術  関西労災病院
乳腺外科

兵庫県尼崎市稲葉荘
3-1-69 


TEL:06-6416-1221
同病院の高塚雄一医師は乳がん診療ガイドラインの作成委員長も務める乳がん治療の権威。

エビデンスに基づいた治療とチーム医療,そして新しい治療法の開発に力を入れている。

同医師は「乳がん手術は年々縮小化し,温存療法が75%になっている。手術後も就労支援が不可欠。」と語り,精神看護専門看護師や,ホスピスケア認定看護師,がん性疼痛看護認定看護師などをそろえ,術後のサポート体制を整えている。
 
       
     

       
     中国・四国地区        
    医師名  得意技術  所属施設  実績        
    そのお ひろし
園尾 博司     先生
 
外科手術
温存手術
川崎医科大学附属病院 乳腺甲状腺外科

岡山県倉敷市松島
577


TEL:086-462-1111
 
園尾医師は日本乳癌学会理事長も務める乳がん治療の権威。

温存手術ができない場合はティシュエキスパンダーという袋を入れ,生理食塩水を少しずつ注入し,半年ほどかけて乳房の形を整えてから,シリコンに入れ替える手術を行う。

再発がんは治療も困難といわれているが,ホルモン剤や抗がん剤,分子標的治療薬を使い,半数の患者が5年以上生存している。

1985年から乳がん患者の会の顧問となり,心のケアの大切さを訴える名医である。
       
    ひがき けんじ
檜垣 健二

    先生 
温存手術
化学療法
広島市立広島市民病院 乳腺外科

広島県広島市中区基町7-33

TEL:082-221-2291
檜垣医師は2,000以上の乳癌手術と,約10年におよぶ外来化学療法の経験を持つ。 

同院はセンチネルリンパ節生検に力を入れており,2008年度では乳がん手術363件の中で332件(91.5%)におよぶ。

乳房温存手術が不可能な55例でも術前化学療法を行うことで,46例まで温存手術を実施している。

さらに乳房切除を回避できない場合でも可能な限り乳房再建をおこなっている。

また,乳がん治療ではまだ新しいラジオ波治療も導入し,傷の少ない治療法に挑戦している。
       
   

       
    九州地区         
                   
    みつやましょうしゅ
光山 昌珠

    先生
外科手術
温存手術
北九州市立医療センター 外科

福岡県北九州市小倉北区馬借2-1ー1

TEL: 093-541-1831 
光山医師は,乳腺・甲状腺外科が専門で,特に乳癌の診断,手術,薬物療法でのオピニオンリーダ−である。 2004年には会長として第12回日本乳癌学会総会を北九州市で開催した。

同科では60%近くを温存手術でおこなっているが,患者の希望により,腫瘍径が大きい場合でも術前化学療法をおこない,温存療法を可能にしている。

「私のモットー,キーワードはチーム医療です。」「僕の目標は日本の乳がん死亡率減少です。」と患者本位の乳がん治療に真摯な姿勢を見せる名医である。
       
    おおの しんじ
大野 真司

    先生
外科手術  国立病院機構
九州がんセンター
乳腺科


福岡県福岡市南区
多目3-1-1


TEL: 092-541-3231
大野医師は同科の部長でもあり,通算手術件数1400件,年間280~290件の乳がん手術を手がけている。

また,「九州乳がんチーム医療研究会」を立ち上げるなど,チーム医療を牽引する九州屈指の外科医でもある。
 

日本乳癌学会診療ガイドラインの作成委員として標準治療の普及に努めながらも,乳房温存手術やセンチネルリンパ節生検による腋窩リンパ節郭清の省略,乳房再建術にも取り組んでいる。

「乳がん治療のゴールは患者さんとご家族の満足です。」と語るチーム一体となって患者の心まで診る名医である。
       
    うえお ひろあき
上尾 裕昭
 
    先生
外科手術
温存手術 
うえお乳腺外科

大分県大分市羽屋
188-2 

TEL: 097-514-0025
上尾医師が院長を務めるうえお乳腺外科は,乳がんの診断から手術,術後補助療法,再発治療まで取り組む乳がん専門施設である。

同院の特徴は上尾院長を含む男性医師3人以外はすべてが女性スタッフで,各自が専門性を生かしたチーム医療に取り組んでいるという点である。

服薬指導では薬剤師が関与し,抗がん剤治療時には栄養士が特別食を用意,形成外科との連携による乳房再建など,患者をきめ細かくフォローする体制が整っているといえる。
       

    末期でもあきらめない! 世界が認めた抗ガン漢方薬! サンプル無料!