食道がん治療の名医と食道癌治療の病院

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食道がんの治療について

 
 
       
  食道がんの特徴
日本における食道がんによる死亡者は年間約1万人で,50歳以上が多く,高年齢ほど発症率が高くなっています。

また,女性より男性の死亡者が多いのもこのがんの特徴です。この差は飲酒や喫煙量の差といわれていますが,近年この差は縮小しています。


食道には胃や大腸に見られるような漿膜(しょうまく)がないため,食道がんは周囲の臓器へ浸潤しやすく,血管やリンパ管を通して転移する率の高いがんであると言えます。

食道がんの90%以上は粘膜層から発症する扁平上皮がんで,食道の発症部位により,「頸部食道がん」「胸部食道がん」「腹部食道がん」の3つに大別することができます。



内視鏡手術


がんが粘膜上皮や粘膜固有層にとどまっている場合,内視鏡的粘膜切除術が可能で,内視鏡治療は通常は専門の内科医が治療します。

治療に必要な時間は1〜2時間程度で,入院期間も短く,開腹に比較して患者の負担はかなり少ないというメリットがあります。

内視鏡治療にはEMR(内視鏡的粘膜切除術)と,ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)という二つの方法があります。

EMRは,1980年代に開発された治療法で,内視鏡のワイヤーで腫瘍部を締め上げ,電流を流して焼き切るという方法です。しかし,EMRで治療できるがんの大きさは1〜2cmまでで限界があります。

ESDは1990年代に開発された治療法で,薬剤で腫瘍を隆起させ,電気メスで粘膜下層を剥離させながら,焼き切るという治療法で,粘膜層にとどまる浅いがんであれば,大きな腫瘍の切除も可能です。

ただし,食道がんのESDは胃がんなどに比べると,難易度が高く,リスクが高いといわれています。それは,食道壁が3〜4oと薄い上に,呼吸や心臓の鼓動によって動きやすいからです。

出血や穿孔,さらには狭窄(きょうさく)が起こりやすいという問題があります。

したがって,このESD治療では,経験豊富な名医,病院での治療が望ましいといえます。


開腹手術

開腹手術は腫瘍とリンパ節を切除する方法が食道がんの治療法としては一般的なものです。手術は,食道と転移している可能性のあるリンパ節を一緒に切除します。
 
食道がんのほとんどが胸の中の食道に発生しますので,切除するには胸を切開しなければなりまぜん。食道がんはがんの発症部位によって手術方法も異なります。

頸部食道がん
がんが小さく頸部の食道に限局し,周囲への浸潤もみられない場合は,のどと頸部食道および,頸部リンパ節を切除します。切除した食道のかわりに小腸の一部を移植して再建します。

また,のどの周辺まで拡がったがんでは頸部食道とともに喉頭をすべて切除し,小腸の一部を咽頭と胸部食道の間に移植します。そして気管の入口を再建するという複雑な手術になります。また喉頭を切除するため,発声できなくなります。


胸部食道がん

胸部食道の大部分を切除します。心臓をさけるため右胸を開いてリンパ節とともに切除する方法と,開胸を行わずに頸部と腹部を切開し食道を抜き取るという食道抜去術があります。
 
後者の方法は患者の肉体的負担が軽いという長所がありますが,食道の周囲のリンパ節を切除できないため,再発の可能性が低い患者に適用されます。

胸部食道を切除した後,胃を引き上げて残っている食道と接合し,食物の通る道を再建します。胃を利用することが困難な場合は,結腸や小腸を使います。


腹部食道がん

腹部食道のがんに対しては,左側の下部を切開して食道の下部と胃の噴門部を切除します。食道再建には空腸や結腸を使います。また腫瘍の拡大によっては,胃や横隔膜,脾臓を切除することもあります。


腹腔鏡・胸腔鏡手術 
すでに述べたように,食道がんの手術は,大がかりなものであり,患者の肉体的負担も大きな手術です。そこで近年では,腹腔鏡や胸腔鏡を使う手術が普及してきています。

この手術では,患者の胸部や腹部に1cm〜2cm程度の穴を複数開け,そこから内視鏡と手術器具を入れ,モニターを見ながら治療します。


この手術では肋骨を切断しないので,患者の負担が軽く,痛みも小さく,入院日数も短くてすむというメリットがあります。また,開胸手術よりも,出血が少なく,呼吸器合併症も起こりにくいといわれています。


反面,デメリットとしては,
手術が高度な技能を要求され,非常に難しいという点や手術時間が開胸手術より長く,大量出血など,緊急時への対応が困難になる可能性がある,などがあげられます。


したがって,腹腔鏡手術こそ経験豊富な名医で治療したいものです。


放射線治療
抗がん剤と放射線を併用する化学放射線療法はその治療成績は手術に匹敵するといわれ,切らずに治療できる方法として,近年,評価されるようになりました。しかし,その反面副作用が強かったり,がんが残存したり,再発する可能性もあります。

さらに,再発した場合,食道が硬くなっているため,手術が困難という欠点もあります。

また,腫瘍内部で最大のエネルギーを放出する陽子線治療は,まだ限られた施設でしか実施されていませんが,従来の放射線治療と比較して,正常細胞のダメージが少ない画期的な治療といえます。


サルベージ手術
サルベージ手術とは,がんを根治する目的で化学放射線療法を行ったにもかかわらず,がんが残ってしまったり,再発してしまった場合に最後の手段として行うものです。

サルベージを行うかどうかは食道がんの病期で異なり,T期では放射線化学療法のあとに内視鏡的粘膜切除術を行い,U〜V期では放射線化学療法のあとに手術をするケースが多くなっています。 

サルベージが目指すものはがんの根治ですが,その手術の難易度も高く,食道が放射線の影響で硬化しており,臓器の癒着も起こりやすく,死亡率も10%近くまで上がるという報告もあります。

この困難なサルベージ手術を行えるのは一部の医師であり,サルベージ手術の名医も紹介しました。



 
 
       
 
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  癌・食道がん治療の名医と所属病院                       
 
 
 
 北海道・東北
医師名 得意分野  所属病院・施設  実績
たかはしひろあき
高橋 宏明

     先生
内視鏡治療  恵佑会札幌病院
消化器内科


北海道札幌市白石区
本通14丁目北1−1


TEL:011-863-2101
高橋医師は同科の部長であり,2007年のデータでは,食道がんの内視鏡治療件数87件のうち,EMR22件,ESD65件で,食道がんのESD治療では全国第2位を誇る。また,同病院は手術数でも全国第3位,内視鏡治療では4位である。

食道がんのESDは,食道壁が胃などよりも薄いため,穿孔のリスクも大きく,その治療には高度な技量が要求される。

しかし,同医師はより再発率の少ない治療法としてESDに積極的に取り組み,穿孔率も1.6%とEMRと同程度で,かつ再発率も低く抑えている。

他科との連携も強く,毎日カンファレンス(検討会)を行うことで,より充実した治療を提供することに努めている。
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 関東
医師名 得意分野  所属病院・施設  実績
たなか よういち
田中 洋一
     先生
外科手術
腹腔鏡手術
埼玉県立がんセンター 消化器外科

埼玉県北足立群伊奈町 小室818

TEL:048−722−1111
同医師は同センターの病院長で,その技量の確実性には定評があり,実績も全国でトップクラスである。

田中医師のポリシーは「多くの診療科から医師が集まって検討を行い,コンセンサスを得て治療を行うのが一番適切である。」であり,20名近くの医師が検討を行うカンファレンスを開催している。

食道がんの手術は特に患者の肉体的負担が大きいが,同センターでは低侵襲の胸腔鏡手術が9割以上で胸腔鏡手術の症例数としては全国でも5本の指に入る。

食道全摘のリンパ節郭清の手術においても,数cmの開胸創と胸腔鏡で,負担を軽くし,術後の後遺症を減らし,QOLの改善に努めている。
    
おおつ あつし
大津 敦
     先生
化学療法
放射線治療
国立がんセンター東病院

千葉県柏市柏の葉
6−5−1


TEL:04-7133-1111
大津医師は同病院のセンター長であり,食道がん治療の名医として,全国的に有名である。

近年,食道がんの抗がん剤と放射線を組み合わせた化学放射線療法は治療効果が高く,手術に匹敵すると評価されているが,同センターはそのパイオニアでもあり,その実績において高い信頼を得ている。

ステージWの切除不能例でも,放射線照射が可能な局所に病巣がとどまっていれば,約15%の5年生存率が得られている。

また,この病院は全国で数少ない陽子線治療の実績のある実施施設。

また,内視鏡切除の症例数も全国トップクラスである。
やはぎ なおひさ
矢作 直久
     先生
内視鏡治療
(ESD)
慶應義塾大学医学部腫瘍センター
低侵襲療法研究開発部門

東京都新宿区信濃町35番地

TEL:03-3588-1111
矢作直久医師は 東大病院在籍時に消化管のESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)を開発したパイオニアである。

また,ESDという呼称は同医師の提案によるものである。
 
現在では食道・胃・十二指腸・大腸のESDに力を入れ,その実績と技術力は,高く評価され,信頼度も高い。

同医師へは,他の病院で内視鏡治療が困難とされた患者の紹介も多く,難易度の高い治療も数多くこなしている。

最近では歌手の桑田佳佑の食道がんも治療している。
むらかみまさひこ
村上 雅彦

     先生
胸・腹腔鏡手術 昭和大学病院
消化器・一般外科

東京都品川区旗の台
1−5−8


TEL:03-3784-8000
村上医師は早くから腹腔鏡治療に力をいれてきたが,その技術を胸腔鏡手術に生かし,その正確さと速さには定評がある。

胸腔鏡下手術は切開部が少ない胸開よりも負担の軽い手術であるが,具体的な方法は医療施設によって異なる。

この胸腔鏡下手術で共通しているのは,開胸手術では切断しなければならない肋骨を切らないで行えるという点である。

村上医師の手術の特徴は,開胸手術を一切しないという点であり,胸部に約1.5cmの創を5つと,腹部に約7cmの創を開けて行う胸・腹腔鏡手術で腫瘍部とリンパ節郭清まで行うという点にある。

同医師の術式は高く評価され,この術式を学ぶために,他の病院からも見学者が来院するほどである。

また,インフォームド・コンセントを重視し,解説書やビデオまで使用し,患者や家族の不安を取り除こうと努める名医である。
たちもり ゆうじ
日月 裕司
     先生

開胸手術
サルベージ手術
国立がんセンター
中央病院


食道グループ
食道外科


東京都中央区築地
5−1−1

TEL:03-3542-2511
日月医師は同外科の医長として活躍しているが,彼の得意とする手術は,化学放射線療法を受けた後に再発した食道がんのサルベージ(救済)手術である。

この化学放射線療法治療後の再発の手術は難易度が高く,合併症や死亡も多い手術であるが,これまで合併症率は37%,院内死亡率は12%である。

同医師は,腹腔鏡手術は,根治性から適用は時期尚早という考えを持ち,開胸手術で3領域のリンパ節郭清を標準術式としている。

近年,食道がんに対する化学放射線療法を実施する症例も増加しているが,再発した場合治療が困難であり,そのようなケースで同医師が頼られることも多く,手術には約1ヶ月待ちというほどである。
うだがわ はるし
宇田川 晴司

     先生
鏡視下手術
化学療法
放射線治療
虎の門病院
消化器外科

東京都港区虎ノ門
2−2−2


TEL:03-3588-1111
宇田川医師は同外科の部長であるが,食道がんに対しては,手術・抗がん剤・放射線治療を組み合わせた集学的治療で,良好な成績を収めている。

同医師は,食道がんに対しては頸部,胸部,腹部の3領域におけるリンパ節郭清を基本としているが,術前放射線・化学療法も積極的に行っている。

また,術前放射線治療を行わないケースでは,鏡視下手術を積極的に行っている。

インフォームド・コンセントを重視し,カンファレンスで治療方針を決定するだけでなく,患者の希望も考慮し,手術法を決定している。

JCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)などの共同研究にも積極的に参加している。
いのうえはるひろ
井上 晴洋

     先生
内視鏡治療
胸腔鏡手術
昭和大学横浜市
北部病院


神奈川県横浜市
都筑区茅ヶ崎中央

35−1

TEL:0267-82-3131
井上医師は,食道がんの国内初の胸腔鏡手術を行い,内視鏡治療においても通算1000件以上の実績を誇る食道がん治療の名医である。

同医師は,1992年にEMRの透明キャップ法,1997年には食道がんの低侵襲外科手術,2003年にはESDの三角ナイフ法など独自の新しい術式を開発している。

これらの術式の開発により短時間での治療や入院期間の短縮,患者の体力的な負担の大幅な軽減を可能にしている。

同センターでは,2004年,超・拡大内視鏡を使用して,1mmの超微小がんを発見することに成功,その後も早期発見による低侵襲と根治性の高い治療で実績をあげている。
おざわそうじ
小澤 壯治

     先生
胸腔鏡手術
腹腔鏡手術
東海大学医学部附属病院 消化器外科

神奈川県伊勢原市下糟屋143

TEL:0463-93-1121

小澤医師は食道がんの胸腔鏡・腹腔鏡・内視鏡治療の権威であり,多くの病院で指導にあたりながら,これらの治療法を積極的に推進し,良好な成績をおさめている。

これまでの食道がんの通算手術数は300件以上で,胸腔鏡・腹腔鏡手術も100件を超える。

小澤医師の手術の特徴は胸部に5カ所の穴を開け,行う胸腔鏡手術と,腹部の4カ所の穴を開ける腹腔鏡を併用し,リンパ節郭清と周囲の組織の切除まで行うことである。

食道再建術として,胃の一部を筒状にして,頸部の残った食道とつないだり,大腸を使ったりすることも行っている。
 

 中部
 医師名  得意分野  所属施設  実績
おやま つねお
小山 恒男

     先生
内視鏡治療 佐久総合病院
胃腸科

長野県佐久市臼田197

TEL:0267-82-3131
小山医師は内視鏡検査・内視鏡治療のエキスパートである。

2008年度では上部消化管内視鏡検査だけでも2万件以上という驚異的な検査をこなしているが,これは「がんを早期に発見し,内視鏡治療で完治させる。」という同医師のポリシーのあらわれでもある。

内視鏡治療において自らHOOKナイフを発明し,効果をあげている。このナイフは先端をL字型に曲げたもので,術中の上下動の激しい食道がんの剥離には有効な器具である。

2008年には70件のESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)を行い,また,ESDの普及に向け,デモンストレーションセミナーを行うなど勢力的に活躍している。
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近畿
医師名 得意分野 所属施設 実績
むとうまなぶ
武藤 学

     先生
内視鏡治療 京都大学医学部附属
病院


京都府京都市左京区
聖護院河原町54


TEL:075-751-3111
武藤 学医師は内視鏡治療の先駆者でもあり,国立がんセンター消化器内科在籍当時には医長として,積極的にESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)
に取り組んだ。

れまでの治療件数はEMR(内視鏡的粘膜切除術)ESD併せて通算2000件以上にのぼり,経験豊富な内視鏡治療のトップランナーといえる。

同医師は「食道癌・頭頸部癌の発癌メカニズムの解明と予防法,早期発見法の確立」など臨床研究にも積極的に取り組んでいるが,「すべての研究成果は診療に役立つために」というポリシーを持っている名医である。
おおすぎはるし
大杉 治司
 
     先生
 胸腔鏡手術 大阪市立大学医学部
附属病院


大阪府大阪市阿倍野区旭町1−5−7

TEL:06-6645-2121
大杉医師は食道がんの胸腔鏡下手術の名医であり,その手術数や治療成績は全国でもトップレベルで,国内外からの研修医が来院するほど,世界をリードする指導的立場にある。

大杉医師が特に注意しているのは,術後を左右する縫合不全であり,リスクがあれば,開腹手術もおこない,その結果,縫合不全は5%と全国平均の10%よりもはるかに低く抑えられている。

大杉医師自ら手術器具を開発し,手技も改良した結果,安全で患者に負担の少ない胸腔鏡下手術
を確立することに成功している。

「胸腔鏡下手術では開胸手術と同等の時間で終了でき,合併症もなく,安全で,治癒率に差はありません。」と語っている。
しおざきひとし
塩崎 均

     先生
外科手術
喉頭温存手術
近畿大学医学部附属
病院


大坂府大坂狭山市
大野東377-2


TEL:072-366-0221
塩崎医師は近畿大学の学長でもある。同医師は頸部食道がんの喉頭温存手術の第一人者であり,食道がんの手術数は通算1200件を超えている。

食道がん喉頭温存手術は塩崎医師が世界に先駆けて実施したものである。

同医師の手術は顕微鏡下での血管吻合や,腸を使用した食道再建術に特徴があり,常に患者のQOLを高めようと努力している


リンパ節郭清も術中に顕微鏡で診断し,不要なリンパ節の郭清を避け,切開部も小切開で低侵襲をこころがけている。

頸部食道がんの喉頭温存は技術的に困難であり,発声を失いたくない患者が全国から来院している。

「常に笑顔で,患者さんを安心させる言葉をかけてあげたり,希望がもてる説明に努め,治療のスタートは患者さんを好きになること。」と語る名医である。
とよながたかし
豊永 高史
内視鏡治療
ESD
 
神戸大学医学部
附属病院


兵庫県神戸市中央区
楠町7−5−2


TEL:078-382-5111
豊永高史医師はESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)の名医。これまでのESDは2500件以上,EMRは1000件以上を誇る。

同医師は大腸癌,胃癌,食道癌のESDの術器具としてフラッシュナイフを開発している。

このフラッシュナイフとは電子内視鏡の先に,高周波メスと,注射をセットした治療器具であり,送水機能を持ち,洗浄・局注が術中に可能なだけでなく,一本のナイフでマーキングから切開,剥離,止血までが行え,その効率性と,高い止血性能が評価されている。

この治療では,一括完全切除は96.8%で,穿孔率は2%以下と好成績である。

また,同医師は拡大内視鏡や特殊光内視鏡を用いて,期発見と正確な病変診断を行っている。
 
 
 
 中国・四国
医師名  得意分野  所属施設  実績
なおもと よしお
猶本 良夫
胸腔鏡手術 川崎医科大学附属川崎病院 外科

岡山県倉敷市松島577

TEL:086-462-1111
猶本医師は手術数通算600件以上で,全国屈指の治療実績がある。

食道がんの手術は再建術など高い技術が要求され,さらに肋骨の切除など,患者の身体的負担も大きい手術であるが,猶本医師は患者への負担の軽い胸腔鏡手術を積極的に推進している。

最近では,食道切除の後は,腸管を再建に利用することで,胃の本来の機能を損なうことなく,術後のQOLの低下を防いでいる。 

また,ESD(粘膜下層剥離術)も積極的に取り入れ,治療成績も良好である。

インフォームド・コンセントを重視し,手術前には患者や家族が納得するまで時間を掛けてリスクを説明する。

治癒は困難ながん患者にも,「いい日が来るから、いい日が来るから!」と言葉をかける名医である。
 
 
 
九州
医師名  得意分野  所属施設  実績
ふじたひろまさ
藤田 博正
再建手術 福岡和白病院

福岡市東区和白丘2-2-75

TEL:092-608-0001
藤田医師は,患者本位の食道がんの治療には定評があり,再建術や低侵襲手術を積極的に推進している。

食道再建術は年間40〜50件行い,下咽頭頸部食道がんに対しては,年間10〜15件の空腸再建術をおこなっている。

インフォームド・コンセントを重視し,よく理解を得た上で,治療法を選択してもらえるようにしている。

切除不能の患者に対しては,化学放射線療法のメリットとリスクを十分に説明した上で実施している。

再発患者や他の病院で治療困難とされた患者でも受け入れて治療にあたる名医である。
とう やすし
藤 也寸志
胸腔鏡手術
化学放射線療法
国立病院機構
九州がんセンター

福岡県福岡市南区

野多目3-1-1

TEL:092-541-3231


藤医師は同センターの部長でもあり,食道がんの手術件数は250件以上で,根治を目指した食道がんの丁寧な治療には定評がある。

同医師は3領域(頸部,胸部,腹部)のリンパ節郭清を確実に行う手術を標準治療としている。

一方,低侵襲手術にも積極的に取り組み,小開胸による,肋骨や胸筋を切断せず,神経温存にも努めている。

また,化学放射線療法など集学的治療も推進し,この治療法で再発した患者の救済手術にも積極的に取り組んでいる。


同医師は「食道癌診断・治療ガイドライン」作成委員も務めている。

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